 |
|
|
アイ、ティー、オーは、日本皮膚科学会総会、日本形成外科学会総会等で以下のような企業セミナーを開催し、化粧品や美容に関連する科学振興を支援しています。 |
2011年 |
|
FGFエレクトロポレーション関連のセミナー
2011年8月21日(日)(会場:ウラク青山2F(東京))
- 「bFGFのエレクトロポレーションによる皮膚内導入法とナノスフィアによるFGFの安定性」と題するランチョンセミナーが以下の日程で開催されます。詳細は以下のMBF青山セミナーまで。
主催:日本抗加齢美容医療学会、MBF青山セミナー http://mbf-new.com/mbf/
協力:(株)アイ ティー オー
演者:森文子先生 (クリニックモリ院長・医学博士、慶應義塾大学医学部形成外科非常勤医師メディカルスキンケア外来担当医)
|
|
第54回日本形成外科学会・学術集会ランチョンセミナー
2011年4月13日(水)(会場:ホテルクレメント徳島)
座長:慶應義塾大学病院形成外科学教室教授 貴志 和生先生
テーマ:化粧品原料の美容領域への応用 〜FGF導入方法を中心として〜
- 「各種導入法を用いたbFGF療法」 森 文子先生
(ライフスタイルメディカルセンター クリニックモリ 院長)
要旨:皮膚潰瘍治療薬フィブラストR(以下bFGF)を用いたskin rejuvenationにおいて、その投与方法がさまざまに検討されている。中には、皮下注射による投与が行われている報告もあるが、bFGF製剤は外用剤であり、現時点において注射投与は認められていない。我々は、瘢痕形態改善およびskin rejuvenation目的の症例において、注射投与を行わず、エレクトロポレーション、超音波イオン導入による投与を行い、良好な結果を得ているが、さらにマイクロニードルシートによる投与を行いその有用性につき検討した。マイクロニードルは、主にヒアルロン酸により作成された極小の針をならべたシートである。皮膚に貼付すると、そのマイクロニードルは皮内水分に溶け、内容成分が皮内に溶出することで角質層を突破し有効成分を表皮内、あるいは真皮内にdeliveryすることが出来る。ニードルの長さも調整でき、長さにより角質層〜真皮内までのdeliveryを行うことができる。今回、bFGF製剤含有マイクロニードルと、ヒアルロン酸のみのマイクロニードルを用い、顔面のシワ改善効果を皮膚画像解析装置ビジアを用いて検討し、エレクトロポレーション、超音波イオン導入とその有用性を比較したので報告する。
- 「今、売れ筋ドクターズコスメの成分とは?」 永田 武
(株式会社アイ・ティー・オー プロビタミンリサーチセンター 主任研究員)
要旨:女性のお肌の悩みであるシミやシワ。これらの形成に紫外線(UV)が関わっていることはよく知られた事実であり、とくにシミの本体であるメラニンの産生やシワの形成に深く関わる真皮細胞外マトリックスのコラーゲン(膠原線維)、エラスチン(弾性線維)、グリコサミノグリカン(GAG)の量的質的変化にUVが深く関わっている可能性は否定できない。ビタミンCは、抗酸化作用はメラニン合成に関わる全ての酸化反応を抑制する可能性があり、またコラーゲン生成には不可欠なものであるため抗シミ・シワ効果が期待される。しかしながら、ビタミンC自体は非常に不安定なため、UV等でビタミンCラジカルに変化する可能性があり、刺激等皮膚に対して悪影響を与える可能性がある。この欠点を克服したのが売れ筋ドクターコスメに配合されているアスコルビン酸リン酸エステル(APS、APM)やパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)等のビタミンC誘導体である。これらは、高い安定性をもちあわせており、とくにAPPSは両親媒性なため、皮膚浸透性が非常に高く、皮膚に塗布した場合には皮膚深部の真皮まで浸透し、皮膚内に存在する種々な酵素によりビタミンCに変換され、優れた抗酸化作用及び抗シミ、シワ効果等を発揮する。ペプチドやナノカプセル原料等、売れ筋ドクターコスメに配合されているトレンド化粧品原料について紹介する予定である。
|
|
第110回日本皮膚科学会総会モーニングセミナー 震災の為中止
2011年4月16日(土)(会場:パシフィコ横浜)
座長:近畿大学医学部皮膚科学教室教授 川田 暁先生
テーマ:化粧品原料の美容領域への応用
- 「活性持続型ビタミンCによる細胞の増殖と機能の制御」 畑 隆一郎先生
(神奈川歯科大学 口腔難治疾患研究センター センター長 教授)
要旨:ビタミンCは皮膚、骨、腱などの主要成分であるコラーゲンの合成過程において、その成熟過程に必要であるプロリン残基、リシン残基の水酸化酵素のコファクターとして必須である。我々は皮膚線維芽細胞、肝臓細胞、骨芽細胞の培養系にアスコルビン酸リン酸エステル(Asc2-P, 活性持続型ビタミンC)を添加すると細胞の増殖、細胞外マトリックスの代謝を活性化し、遊離細胞から三次元の組織・器官が再生できることを見いだした。Asc2-Pは細胞外マトリックス(ECM)の骨格を形成するコラーゲンの合成を活性化することによりECMの成熟を促進する。形成されたECMは細胞周囲の微小環境を形成するとともに細胞に三次元の立体構造情報を与えて器官形成を促進する。本講演ではAsc2-Pの器官形成における働きとともに、最近のビタミンCの抗癌作用、抗ウイルス作用など、従来のビタミンCのコファクター作用だけでは説明できない多彩な作用について議論する。
|
|
2010年 |
|
第109回日本皮膚科学会総会ランチョンセミナー
2010年4月17(土)リーガロイヤルホテル大阪
座長:近畿大学医学部皮膚科学教室教授 川田 暁先生
テーマ:化粧品原料の美容領域への応用 −新たな可能性を探る−
- 「再生医療の美容皮膚科への応用」
赤松 浩彦先生(藤田保健衛生大学医学部応用細胞再生医学講座 教授)
要旨:再生医療は、幹細胞もしくは幹細胞から治療用の細胞に分化誘導させた細胞を、再生させたい組織に移植し、その組織の機能を根本的に修復、再生させる治療法であり、今まで治療が困難であった疾病にも対応できる、夢の医療として大きく期待されている。現在、幹細胞は胚性幹細胞(Embryonic stem cell, ES細胞)、体性幹細胞(Somatic stem cell)、人工多能性幹細胞(Induced pluripotent stem cell, iPS細胞)などいくつかに分類され、各々の幹細胞について再生医療への応用研究が進められている。本講演では、演者らがこれまで行ってきた表皮、真皮および皮下脂肪組織における体性幹細胞についての研究成果の一部を紹介するとともに、再生医療の美容皮膚科への応用の可能性について言及したい。
- 「高機能性アンチエイジング用合成ペプチド」
Dr. Volker Rosenberger(DSM Nutritional Products Ltd)
要旨:タンパクは皮膚のあらゆる重要なプロセスを司っている。鍵と鍵穴のようにタンパク同士が結合してある特定の機能の抑制や促進に関与する。これらのタンパクを化粧品に応用する際、分子量が大きいためにターゲットまで浸透せず、その作用を発揮する妨げになっている。鍵と鍵穴の関係は、タンパク中のわずかなペプチド領域が関与している。アミノ酸を組み合わせることで、タンパク中のキーになる部分のペプチドを合成し、受容体をロックすることが可能になる。このように合成されたペプチドは特定のタンパクを調整する機能を発揮する。我々は蛇毒に存在するワグレリン-1と同様に筋肉の弛緩を促す、トロンボスポンジン1のようにコラーゲン合成を促進する、ヘミデスモソール型のタンパクの合成を促進するなどの機能をもつ各種ペプチドを合成し、皮膚に応用することにより皮膚への浸透性を高め、有用な結果を得たので報告する。
- 化粧品用機能性ペプチド原料について
伊東 忍(慶應義塾大学薬学部創薬物理化学教室・(株)アイ・ティー・オー CEO)
要旨:近年、グロスファクターのパッチやスプレー等の外用投与による皮膚細胞の増殖促進因子が褥瘡・皮膚潰瘍治療用の創傷治癒用医薬品として承認され始めている。世界の化粧品メーカーも化粧品用ペプチド原料の開発に力を入れており、グロスファクターやホルモン様作用を持つものが多数報告されている。化粧品用ペプチド原料の期待される分野としてはシミ、シワ、キメ、タルミ、育毛、ニキビ、毛穴、UVケア等があるが、既にペプチド原料含有化粧品が市場に上市されはじめている。海外と異なり、日本では薬事法の制約により、医薬品原料として登録された原料は、特別な許可無しに化粧品には使用できないという問題がある。さらに広告宣伝の規制もあり、化粧品用ペプチド原料についての情報が不足している。今回は、主にグロスファクター様作用を持つペプチドとして注目されている化粧品原料を取り上げ紹介する。
|
|
第53回日本形成外科学会・学術集会ランチョンセミナー
2010年4月7日(水)(会場:ANAクラウンプラザホテル金沢)
座長:慶応義塾大学病院形成外科学教室名誉教授 中島 龍夫先生
テーマ:化粧品原料の美容領域への応用
- 「最新のペプチド化粧品原料の評価」 森 文子先生
(ライフスタイルメディカルセンター クリニックモリ 院長)
- 「最新のペプチド化粧品原料について」 伊東 忍
(慶應義塾大学薬学部創薬物理化学教室・(株)アイ・ティー・オー CEO)
|
|
第62回日本産科婦人科学会学術講演会
2010年4月25日(日)ランチョンセミナー(会場:東京国際フォーラム)
座長:東京医大、産婦人科教授 井坂 先生
- 「最新のグロスファクター(GF)化粧品原料の評価」堤清明先生
(永井クリニック形成外科部長)
- 「最新のグロスファクター(GF)化粧品原料について」伊東 肇
((株)アイ・ティー・オー)
|
|
2009年 |
|
第52回日本形成外科学会ランチョンセミナー
2009年4月24(金)(会場:パシフィコ横浜会議センター)
座長:中島龍夫先生(慶応義塾大学病院 形成外科教授)
テーマ:両親媒型ビタミンの機能と応用
- 「ナノミックトレチノイン製剤による炎症を抑えたしみ治療プロトコール」
森 文子先生 (ライフスタイルメディカルセンター クリニックモリ 院長)
- 「両親媒型ビタミンE(TPNa)の機能」 北國 英一先生
(昭和電工株式会社 化学品事業部特殊化学品部 薬学博士)
- 「両親媒型ビタミンの皮膚への浸透性について」 伊東 忍
(アイ・ティー・オー CEO)
|
|
第108回日本皮膚科学会総会
2009年4月25(土)ランチョンセミナー(会場:福岡サンパレスホテル)
座長:川田 暁先生(近畿大学医学部皮膚科学教授)
テーマ:新規ビタミンE誘導体の化粧品への応用
- 「外用成分として期待される抗酸化ビタミンの最新動向」
演者名:高田 二郎先生(福岡大学薬学部創剤学教室 教授)
要旨:ビタミンEは化学構造の違いで8種類に分類されるが、近年注目を集めているものの一つにγ-トコフェロール(γ-Toc)がある。γ-Tocは天然物ではナッツなどの食物に多く含まれている。元来ビタミンEといえばα-トコフェロールであるが、最近の研究によりγ-Tocに興味深い利点が報告されている。“γ-Tocは重要なビタミンEではない“とした過去の評価に反してγ-Tocによる、ビタミンEのパラダイムシフトが起きつつある。元来γ-Tocは抗酸化性が強いため空気によって酸化されやすく製剤化が困難であったが、当研究室では効率よく皮膚へ供給できる誘導体であるγートコフェリルジメチルグリシン(γ-TDMG)を開発した。水溶性のビタミンE誘導体のγ-TDMGは、ベトつくことなく感触が良好で、しかも皮膚中で効率よくγ-Tocへ変換され有用な薬理効果を発揮することができるビタミンE誘導体である。
- 「新規水溶性ビタミンE誘導体(TPNa)の抗酸化作用と皮膚のバリア機能回復との相関」 北國 英一先生(昭和電工株式会社 化学品事業部特殊化学品部 薬学博士)
要旨:『TPNa:ビタミンEリン酸ナトリウム』(医薬部外品主成分)は、実質的に世界初の水溶性ビタミンEである。従来のビタミンE誘導体が油溶性であるのに対し、TPNaはリン酸基を導入して水溶性を獲得した結果、経皮吸収性が向上し、化粧水や美容液などへの配合が可能となった。TPNaは皮膚へ速やかに浸透し、皮内のホスファターゼの働きにより穏やかにビタミンEに変換されるが、紫外線などの外因性ストレスが加わると、酵素活性が亢進し、変換が加速されるため、「オンデマンド的な 効果」が期待できる。TPNaの抗酸化作用としては、活性酸素の除去による過酸化脂質の抑制や抗炎症作用、さらには表皮細胞間のタイトジャンクションや細胞間資質 (セラミド)の増強が確認されている。TPNaは皮膚のバリア機能を強化することにより、肌トラブルを根本から改善できる。4週間のモニターテストでは、全てのモニターで顕著な改善が観られた。
- 「新規ビタミン誘導体の外用製剤」 伊東 忍
((株)アイ・ティー・オー、慶応大学薬学部創薬物理化学)
要旨:近年新しいビタミン誘導体が次々と開発されているが、それらをどの様に外用剤として調整するかは意外と知られていない。各誘導体の水溶液中での安定性とpHの問題、高濃度ビタミンC製剤の問題点、誘導体分子のイオン状態と導入時の電極の選択等、ビタミン誘導体の化粧品原料として使用する場合の基本的な話題を提供する。
|
|
2008年 |
|
第107回日本皮膚科学会総会
2008年4月19(土)(会場:国立京都国際会館)
座長:川田 暁先生(近畿大学医学部皮膚科教授)
テーマ:保湿ケア原料の最先端
- 「アトピーとイミュノシステムバンス」 河内 千恵先生
(香川大学医学部統合免疫システム学寄付講座准教授 工学博士)
要旨:最近の免疫研究は免疫システムにおける食細胞の役割を、一兵卒から将軍にまで押し上げている。食細胞が免疫システム全体をコントロールする指令を出していることが明らかになりつつある。社会問題化しているアトピー性皮膚炎についても皮膚ランゲルハンス細胞の役割は重要であり、最新の研究報告の一端を紹介する。当研究室ではこれらの皮膚における食細胞の役割をアトピーの治療に役立てられないかとの発送から免疫バランス物質LPSを特殊な菌体から分離しその効果を確認した。今後、様々な免疫疾患にLPSは有効である可能性が出てきたのでその可能性について紹介する。
- 「臨床に役立つ最新の保湿スキンケア」 関 太輔先生
(セキひふ科クリニック院長 医学博士)
要旨: 現代社会のさまざまな要因により、アトピー性皮膚炎、老人性乾皮症など、乾燥肌をベースにもつ皮膚疾患は多い。これらの乾燥型皮膚疾患の治療では、自宅でのスキンケアの良し悪しが治療効果を大きく左右する。皮脂膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質など、保湿ケアに重要な要素の中で、最新の成分とその効果について紹介する。
- 「代替補完療法とアトピー」 安芸 修躬先生
(富士産業株式会社研究所 薬学博士)
アトピー疾患は、代替補完療法の対象とする主要な疾患の一つである。
要旨:現在まで、様々な代替補完療法が用いられてきたがその効果については満足できないものが多かった。当研究所は、過去ニンニク由来のビタミンB誘導体の分野で養殖魚に起こるビタミンB1欠乏症に対する研究を進め製品開発を行ってきたが、ニンニクから抽出されたある成分とビタミンB1の複合体に高い保湿作用とアトピーに対する効果を認めた。ここでは、その成分について化粧品(特に入浴剤)分野への応用研究を行ったので報告する。
|
|
日本形成外科学会総会 ランチョンセミナー
2008年4月9日(水)会場:名古屋国際会議場
座長:NPO法人クラニオフェイシャルセンター理事長 近畿大学名誉教授 上石 弘先生
- 「トラネキサム酸配合ナノカプセルについて」
アヴェニュー六本木クリニック院長 寺島洋一先生
- 「レチノイン酸配合ナノカプセルについて」
ライフスタイルメディカルセンタークニックモリ院長 森 文子先生
- 「グロスファクター活性化因子を中心に」
スキンクリニック野瀬院長 野瀬 隆夫先生
|
|
2007年 |
|
第106回日本皮膚科学会総会ランチョンセミナー
2007年4月22日(日)(パシフィコ横浜)
テーマ:新しい色白剤開発と後期メラニン生成抑制
座長:溝口昌子(聖マリアンナ医大・名誉教授)
- メラニンモノマー捕捉剤開発による全過程メラニン生成抑制へ」
三嶋 豊先生(三嶋皮膚科学研究所)
要旨:現行の色白剤の多くは、初期メラニン生成経路(tyrosineよりDOPAquinone)を調節するtyrosinaseの抑制を利用。一方、それ以後のDOPAchromeからメラニンポリマーへの後期メラニン生成過程における二つのメラニンモノマー(DHICA,DHI)経由での進行とDOPAchrome tautomerase・DHICA oxidase等での調節が解明。今後の色白剤は初期と後期の全過程メラニン生成抑制を目指すべきであろう。我々は1988年に初期過程抑制型のコウジ酸(KA)を開発したが、新たに、後期過程を抑制する化合物としてDHICA・DHI両者とフェオメラニン中間物(5SCD)をトラップするBPAを発見。各種安全性試験の後、UV誘導色素沈着へのBPAクリームの色白効果のボランティア試験を行い、KAとの併用で肝斑等の色素沈着症に著明な治療効果を得た。将来の展望を含め報告する。
- 「メラノジェネシスをいかに制御するか?化学屋の立場から」
若松一雅先生(藤田保健衛生大学衛生学部微量成分分析学)
要旨:メラニンは、黒色〜黒褐色で不溶性ユーメラニンと赤褐色〜黄色でアルカリ可溶性なフェオメラニンからなる。メラニンの構造には不明な点が多いが、ユーメラニンは5,6-ジヒドロキシインドール(DHI)および5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸(DHICA)が、一方フェオメラニンはシステイニルドーパ(5SCD)の酸化的重合体が複雑に結合したポリマーである。我々の興味はメラノジェネシスをいかに制御するかにある。その一環として、1)メラノジェネシスの鍵酵素であるチロシナーゼ、TRP1、TRP2の阻害、2)MC1R活性のレギュレーション、3)メラノソームの成熟と移動の相互作用などが注目された。一方近年、ユーメラニンの前駆物質であるDHIやDHICAが有するカテコール骨格の性質を利用した錯形成反応により、さらなる酸化重合を抑えるという新しい発想が三嶋らにより生み出され成果を上げている。メラノジェネシスがいかに制御されるかを最新の研究結果を含め述べる。
- 「女性外来 美容皮膚専門」における美白治療
川田暁先生、小西奈津子先生(近畿大学医学部皮膚科)
要旨:近年,美容皮膚治療はレーザー,光治療,ケミカルピーリング,様々な外用剤と多様化してきており,医師の選択肢は幅広くなった。美容の中でも特に女性の関心が高い「美白」について最近の治療方法を紹介するとともに「女性外来 美容皮膚専門」で行っている「美白」治療内容を紹介する。また,フラーレンは、UVB由来のフリーラジカルを消去することが、さらにビオチンにも美白作用があることが最近報告されているが、フラーレン,ビオチン,抗酸化ビタミン誘導体(APPS,TPNa)といった最新のレドックス分子誘導体を含む美白剤についても紹介する。また「女性外来 美容皮膚専門」で行ったこれらの美白剤の試験結果についても報告する。
|
|
第50回日本形成外科学会総会
座長:上石 弘先生(近畿大学医学部形成外科学教室教授)
セミナーテーマ:美肌を科学する。サプリメント、化粧品の可能性と限界。
- 医師はサプリメントに何を期待するか? 乾重樹先生
(大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学講座(兼)医学部附属病院皮膚科助教授)
- 医師はサプリメント、化粧品を有効利用できるか?
森 文子先生(クリニックモリ院長)
- 化粧品原料開発の一例、北国 英一先生 昭和電工株式会社
|
|
2006年 |
|
第105回日本皮膚科学会総会ランチョンセミナー
2006年6月3日(土)(国立京都国際会館)
座長:川田 暁先生(近畿大学医学部皮膚科学教室教授)
- 若年齢層における紫外線防御の重要性と紫外線防御方法
市橋 正光先生(サンクリニック 院長)
要旨:光老化は、小児期からの太陽紫外線曝露が決定的な大きな因子となり引き起こされる。小児期からの紫外線対策として、@太陽紫外線のヒトへの影響を子供達に教えること、A強い日焼けを避けるため、日陰の利用、Slip, Slop, Slapの実行。特に、日焼け止め使用の習慣は小児期での習得が大切。通園・通学時にSPF10〜15, PA++くらいの、肌に刺激の少ない、肌から吸収されない日焼け止めを薦めたい。また、強い太陽紫外線を長時間浴びる、夏の戸外スポーツやレジャー時には、SPF30以上、PA+++を使い、日焼けを気にすることなく、のびのびと楽しんでほしい。20歳を過ぎ、光加齢が進んでくると、抗酸化、抗炎症対策として、抗酸化剤の外用、サプリメントの摂取を加える。現在の子供達が高齢者の仲間入りをする時、若々しい30〜40歳の肌で、明るく活発に社会に貢献して欲しい。
- 新規抗酸化剤(APPS,TPNa)の臨床応用、野瀬先生(クリニック野瀬院長)
要旨:APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸)は、アスコルビン酸リン酸に脂質を結合させ、水溶性のビタミンCに脂肪酸を修飾することにより皮膚浸透性を大幅に向上させた興味深いビタミンC誘導体である。また、TPS(トコフェロールリン酸Na)は、脂溶性ビタミンEに水溶性のリン酸を修飾することにより浸透性を向上させたビタミンE誘導体である。これらの抗酸化分子は、分子内に親水、疎水の両極性の構造を持つ。このため皮膚バリア層を容易に通過し、かつ分子内の脂質に適度なバリア性も保持している。このため、従来のAPSの乾燥の問題とVCIPのベト付きの問題を同時に解決し、塗布した後の感触が極めて良好であるという特性がホームケア用ビタミンCとして極めて有用であると思われた。
これらの分子は脂質を含む分子でありながら水溶性の塩類溶液を手軽に作成できイオン導入も可能である。我々はこのAPPS、TPSを含む外用剤を皮膚科外来で効果があると思われる複数の症例に適用し若干の知見が得られたので報告する。
- メディカルエステの臨床応用、堤清明先生(永井クリニック形成外科部長)
|
|
第49回日本形成外科学会総会ランチョンセミナー
2006年4月14日金
座長:上石 弘先生(近畿大学医学部形成外科学教室教授)
- 「新規抗酸化分子の形成外科領域における応用」大阪大学 皮膚科 乾先生
- 新型皮膚評価装置を使用した新規抗酸化分子(APPS、フラーレン、TDMG)のイオン導入効果、野瀬先生
- 新規抗酸化分子(APPS、フラーレン、TDMG)を使用したセラピー、寺島先生
|
|
日本産婦人科学会総会ランチョンセミナー
2006年4月
- メディカルエステの臨床応用
堤清明先生(永井クリニック形成外科部長)
- 新規抗酸化剤(APPS,TPNa)の臨床応用
寺島先生(アベニュー表参道クリニック院長)
- 新規抗酸化剤(APPS,TPNa)の臨床応用
昭和電工、続木敏先生(昭和電工)
|
|
2005年 |
|
第104回日本皮膚科学会総会
2005年4月23日(土) パシフィコ横浜
座長:近畿大学医学部皮膚科教授、川田 暁先生
テーマ:ざ瘡の新しい治療法「次世代型ビタミンC誘導体(APPS)の皮膚科領域における有用性」
- 赤松先生(藤田保健衛生大学皮膚科)
要旨:尋常性ざ瘡は様々な要因が複雑に絡み合い発生する疾患である、そのため抗生剤やビタミン剤の投与など一般的な治療に対して抵抗性を示すこともしばしば経験される、またいったん改善したかに見えても容易に再発し、その根治に難渋することも多い。我々は尋常性ざ瘡に対し抗生剤、レチノイン酸、ケミカルピーリングなどに加えビタミンC誘導体を用いた複合的な治療を行い大変良好な成績を得ている。これ等の治療は尋常性ざ瘡の発生と悪化のプロセスを多段階で効果的にブロックすることにより現在存在する病変を治療するとともに新たな病変の発生を阻害することが可能である。このような複合的な尋常性ざ瘡の治療の実際と最近導入された新規ビタミンC誘導体APPSの効能について具体的に述べる。
- 新規抗酸化剤(APPS)の臨床応用、寺島先生(アベニュー表参道クリニック院長)
- 新規抗酸化剤(APPS)の臨床応用、野瀬先生(クリニック野瀬院長)
|
|
日本産婦人科学会総会
2005年4月3日(日) 京都国際会議場
テーマ:『レディースクリニックにおける化粧品の有用性』
- 「アンチエイジング化粧品の産婦人科での応用」
堤清明先生(永井クリニック形成外科部長)
- 「新規水溶性ビタミンE誘導体(γ-TDMG)の基礎的検討」
福岡大学薬学部創剤学教室助教授 高田二郎先生
- 「高浸透型新規ビタミンC誘導体の特性」
昭和電工(株)研究開発センター、米田正先生
- 「新規アンチエイジング分子(フラーレン)の開発」
ビタミンC60バイオリサーチ株式会社、取締役社長松林賢司先生
|
|
第48回日本形成外科会学総会
2005年4月13日(水) 新高輪プリンスホテル
演題:新規抗酸化化粧品原料の形成外科領域における有用性
座長:近畿大学医学部形成外科 教授 上石 弘
- 「新規アンチエイジング分子(フラーレン)の開発」
ビタミンC60バイオリサーチ株式会社、取締役社長 松林 賢司先生
- 「高浸透型新規ビタミンC誘導体の特性」
昭和電工(株)研究開発センター、米田正先生
- 「新規水溶性ビタミンE誘導体(γ-TDMG)の基礎的検討」
福岡大学薬学部創剤学教室助教授 高田二郎先生
|
|
| ▲ページトップへ |